Dr.タナカの豆知識

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【21歳から逃亡生活】内山洋こと桐島なんとか【セルフ終身刑】

昭和50年の春、これまで岡山駅が終点だった山陽新幹線は博多駅まで伸びました。 私の母親の実家が広島県深安郡神辺町(現:福山市)だったので、この開通したばかりの新 幹線に乗車して家族で帰省した記憶は、今でも強く残っています。
広島カープが初優勝をしたのもこの年で、テレビ観戦していた母親が大喜びしていたこと も鮮明に覚えています。1975年、私が小学校1年生の頃のお話です。
何かと嬉しい話題に包まれていた同じ頃、同じ広島県出身の大学生(21)は、同年代の 少数の仲間とともに、「国家転覆」とかナントカで、爆弾を作ってました。こいつらただ でさえ少人数なのに「班」に分かれていた。革命的なかっこいい(?)名前まで付けて(笑). 「さそり」「狼」「大地の牙」とか、なんだよこれ。(嘲笑)
20代前半のヤングマンが集まって「地面の角」「ジャッカル」「鉄の爪」とか 強そうでカッコイイ名前を出し合って選んだんかな。で最後「討論の結果、 我々の班は【大地の牙】!」てっか? 恥ずかしー。恥ずかし過ぎる!!
国家転覆どころか、逃げ回って本名も名乗れず、内山田洋とクールファイブみ たいな偽名で保険証も持てず、入れ歯も作れず、と散々なセルフ終身刑。 この男の人生って、いったい何だったんだろう。



田中歯科クリニック  田中 隆博

(大阪市福島区吉野4丁目25-23)