Dr.タナカの豆知識
親子なのに・・・何故?
こんにちは。
再び、水の都行政書士事務所の菅です。
先日郵便局に行った際、母親の口座からお金を下ろせなくて困っている父子を見かけました。
聞こえた話では、母親は認知症になり、代わりに預金をおろしたいが、暗証番号もハンコの場所もわからない。
通帳持って郵便局に行ったら
「委任状を持ってきてくれ」
と言われた。しかし、認知症なので書けない。という感じでした。
意外かもしれませんが、預金を下ろすのは家族であっても難しいのです。
あなたの場合はどうですか?そもそもどこに口座があるか知らないかもしれません。
今のうちにできることがあります。
実際に口座の場所などを聞くのも良いですし、エンディングノートに書いてもらうのも良いです。
後は、任意後見人を立てておく。
任意後見人とは、簡単にいうと、そういう時に財産管理を代わりにする人で、上記の場合も任意後見人を通してお金をおろすなど、管理できます。
いずれにせよ、上記の父子のように途方に暮れないよう、家族間で話し合うことが大切です。