Dr.タナカの豆知識
~Dr.タナカの知人弁護士さんからのお話~
番外編
「歯の治療についての法的なお話」
歯の治療では歯を抜いたり削ったりということが行われます。
一般に歯を抜いたり削ったりすることは、人の身体に害を加えることですので
「傷害罪」という罪になります。
ですが、歯科医師が治療のために歯を抜いたり削ったりすることは身体の状態を良くするために行なうこと
ですので、それが
(1)医学上の知識・技術に裏付けされたものであり、かつ
(2)患者さんの同意がある
という条件のもとで、「傷害罪」にはならないとされています。
Dr.タナカ氏のようにしっかりした資格を持って日々歯科医療について研鑚を積んで
いらっしゃるドクターによる治療であれば、(1)については心配することはないでしょう。
問題となるのは(2)患者さんの同意です。
歯科だけでなく医療過誤の問題は患者さんの同意が不十分
だったというところに原因があることが多く、患者さんの
同意は極めて重要な問題なのです。
続きは後編にて。。