Dr.タナカの豆知識
コンピュータウィルス
日本年金機構が最近新聞誌上を賑わせてます。
ウイルスが仕込まれていて、大量の個人情報が流出したとか。
ところでウイルスって何なのでしょうか?
当コラムで取り上げるのは、もちろんコンピュータウイルスのことです。
平たく言えば「パソコンの使用者を誤認させて、本人の意図しない操作を行わせるプログラム」といったところでしょうか。
そのプログラムの容量(大きさ)はせいぜい数キロバイトから数十キロバイト。
(ごく普通の文書や表のファイルと同等か、やや少ないぐらいの容量です。)
パソコンを制御(電源を落としたり、ファイルを開いたり)するには、ほんの少しの
容量のプログラムで十分なんですね。
そういえば1980年代、データのやりとりといえば、フロッピーディスクが主流でした。
さて、そんな小さな容量のウイルス=妨害プログラムをどうやってターゲットの
パソコンに潜り込ませるかなのですが、よく使われるのは、相手の興味を引くような
ファイル名をつけて、電子メールで送りつけたり、拾わせたりする手口です。
数年前、こんな事件がありました。
〝イカタコウイルス事件〟
アニメ動画を違法にやりとりをする人たちを「懲らしめるため」と称して、ある学生が一人でウイルス(イカ
タコウイルス)を作り、愛好家たちが欲しがるようなファイル名を偽装して、ばら撒いたのです。
このウイルスを開くと、数分程でパソコンの中のありとあらゆるものがイカやタコなどの画像に置き変わって
しまうのです。
しかも、修復はほぼ不可能!
たちの悪いウイルスを作ったものです。
仕事の資料・家族との思い出の写真…、
これらがみんなイカやタコの絵に!
その後学生は逮捕され常習性と悪質さから、みごと実刑判決を受け、自身が「懲らしめられる」事になりました。